ニュース

●【注目のデモ】高信頼で安全なOTAアップデート

Excelfore社のeSync/eDatXを使用した、OTAアップデートと車両情報の収集のデモによって、更新されたファームウェアのリリース管理、OTAアップデート処理や、Webブラウザ上で管理された車両データ（EVバッテリ情報など）をご覧いただけます。

eSyncクライアントは、セキュリティ性の高い「INTEGRITY」で実装可能なので、車載ソフトウェアの安全な自動更新や、効率よく車両データの収集・管理ができる環境をお探しの方は、ぜひご覧ください。

●高い安全性、信頼性、堅牢性のリアルタイムOS

VERTechs社のADASや自動運転AIなどに利用可能なヴァーチャル環境「AUTOCity」上で、リアルタイムOS「INTEGRITY」によって道路の白線検知や、自車位置のレーンキープを行うのと同時に、別アプリケーションで発生したメモリ破壊を安全にリロードするデモを展示します。

サイバーセキュリティ対応が求められるアプリケーションを開発している方は、機能安全認証（ISO 26262）や、コモンクライテリア（ISO/IEC 15408）EAL6+を認証取得した世界最高水準の堅牢性を持つ「INTEGRITY」を使用することで、安全性と信頼性を高めることが可能です。

●高速・軽量なリアルタイムOS

車載向けの汎用マイコン、Infineon社製TraveoII評価ボード上で、高速・軽量なリアルタイムOS「μ-velOSity」が動作する様子をご覧いただけます。

「μ-velOSity」のシンプルなAPIにより、既存の環境からの移植や開発が容易なので、CPUやメモリのリソースが限られた環境での開発を検討されている方、OSレスの環境から新たにOSの導入を検討している方におすすめです。

●マイコン向けハイパーパイザによる機能統合

複数のアプリケーションを1つのチップに統合するために設計されたルネサスエレクトロニクス社製のRH850/U2Aで動作するハイパーバイザ「μ-visor」のデモを展示します。「μ-visor」の仮想マシン（VM）上で複数のゲストOSが実行し、共有メモリとプロセッサ間通信を利用して、各OSがひとつのCANデバイスを共有する様子をご覧いただけます。

マイコンの統合や機能統合、マイコン上で複数のゲストOSを安全に動作させたい方におすすめです。

●業界No.1の統合開発環境

統合開発環境「MULTI」は、ISO 26262 ASIL DやIEC 61508 SIL4などの機能安全認証を取得した開発ツールで、モデルベース開発ツールとの連携も可能です。

本展では、「MULTI」とMathWorks社のMATLAB/SimulinkやANSYS社のSCADE Suiteなどのモデルベース開発ツールの連携デモのほか、「MULTI」の新機能で複雑なプログラムの動きを一目で把握することができる可視化ツール「History」のデモを展示します。

高品質なコード生成や複雑なシステム（マルチコア、マルチタスクOS）のデバッグで課題を抱えている方はぜひご覧ください。

●SDVバーチャル評価環境

VERTechs社は、自動運転をはじめとした自動化システムの評価に最適なヴァーチャル環境を提供しています。CGによるヴァーチャル環境をご利用していただくことにより、多様なシチュエーションで検証ができ、CGをAI学習のために膨大なバリエーションの教師データとしてもご利用いただけます。

本展では、コックピットを再現したVRによるドライビングシミュレータのデモによって、車載カメラアプリケーションや車内HMIなど様々な検証に利用可能なヴァーチャル環境を体験することができます。

さらに、各センサのカメラ、LiDAR、Radar、IMUなどのビジュアライズな出力として、カメラとLiDARを同時に出力し、他センサ（Radar）への切替が可能なデモもご覧いただけます。

>> VERTechsのWebサイトはこちら

●『CASE領域に最適なソフトウェアプラットフォームソリューション』

世界で何億台もの車両にソフトウェアの搭載実績のあるGreen Hills Software社のソリューションが、CASE領域における開発コストの削減や市場投入までの時間短縮、最高レベルの安全性とセキュリティ性を実現可能にする方法について、リアルタイムOS「INTEGRITY」の特長や機能の説明とともにご紹介します。

日　時：1月26日（金）15:00 ～ 15:30
会　場：オートモーティブワールド会場内、SDVフォーラム会場

SDVフォーラムの詳細はこちら