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2025年06月16日
ADaCは、『 人とくるまのテクノロジー展 2025 NAGOYA 』に出展します。
次世代モビリティの開発では、SDV(Software Defined Vehicle)の普及に伴い、ソフトウェア開発は従来以上に複雑化し、開発工数や開発コストの増加、そしてセキュリティの確保などが重要な課題となっており、その対応には、効率的な開発プロセスが求められます。
本展では、「つながるクルマ、進化し続けるスマートモビリティに向けたセーフティシステム開発」をテーマに、次世代のモビリティ開発に必要なコア技術を通して、様々なソリューションをご紹介します。
【 リアル展 】
【 会 期 】
2025年7月16日(水)~ 18日(金)
【 オンライン展 】
【 会 期 】
2025年7月9日(水)~ 30日(水)
7月9日(水)よりWEB公開
スマートモビリティ社会の実現に向けて不可欠な、安全性・信頼性・効率性を兼ね備えた車載システム開発。その開発に沿った5つの開発工程「開発・実行・解析・配信・通信」を通じて、次世代モビリティのソフトウェア開発を支える最新のソリューションをご紹介します。
SDV開発を支える高効率な統合開発環境
機能安全に準拠したモデルベース開発環境を構築するソリューションをご紹介します。MathWorks社のMATLAB/Simulinkと、次世代車載MCUに対応したGreen Hills Software社の統合開発環「MULTI」との連携により、設計からテスト・検証まで高効率かつ高信頼のサポートをします。ISO 26262やサイバーセキュリティ対応が求められる車載ソフト開発に最適なので、機能安全準拠のモデルベース開発の導入を検討中の方、コーディングルールでセキュリティ強化を図りたい方におすすめです。
セーフティとセキュリティを両立するリアルタイムOS
Green Hills Software社の機能安全認証取得リアルタイムOS「INTEGRITY」と「μ-velOSity」による次世代モビリティ向け実行プラットフォームをご紹介します。高い信頼性とセキュリティ機能を実現する「INTEGRITY」と、高速・軽量な「μ-velOSity」、この2つのリアルタイムOSにより複雑化する車載アプリケーションに最適な実行環境をご提供します。自動運転、ADAS開発における堅牢なソフトウェア設計に課題をお持ちの方や、新機能の追加、機能統合を検討されている方におすすめです。
モビリティシステム向け解析ツール
モビリティシステム開発における品質と効率を高める2つの解析ソリューションを紹介します。Green Hills Software社の統合開発環境「MULTI」に搭載された「History」機能は、デバッグ中の動作履歴を時系列で記録し、異常発生時の挙動や経路の追跡を可視化します。
GLIWA社のタイミング解析ツール「T1」は、実機上で動作させたまま、リアルタイムOS上で動作するタスクやISRのタイミングを最大、最小、平均実行時間の測定と共に可視化します。ソフトウェア内部の動作を多角的に可視化し、課題解決と開発期間の短縮を支援することで信頼性の高いソフトウェア開発を実現します。
SDV向け最新のOTAソリューション
SDVの進化に不可欠なOTA基盤として、Excelfore社のOTAソリューション「eSync OTA」をご紹介します。車載サイバーセキュリティ法規 UN-R155/156に準拠したゼロトラスト通信と、独自のデルタ圧縮技術により、OTA配信のセキュリティと効率性を両立します。車両とクラウド間での双方向通信を通じ、リアルタイムな状態監視と一元管理も実現します。OTAシステムの新規導入を検討中の方はもちろん、既存のOTA基盤を拡張したい方にも最適です。
車載LAN評価と車載半導体EMC評価
EVの拡大やSDV化が進む中、車載ネットワークは、自動車の性能、安全性、快適性を支える重要な技術基盤となっています。特に、自動運転やADASの普及に伴い、高速かつ大容量のデータ伝送が求められ、高速通信技術は、次世代車両の標準として注目されています。本展では、堅牢なネットワーク設計が求められるSDV時代の設計、評価開発のソリューションとして、CAN、LIN、Ethernet、CXPI、光通信などの各種車載ネットワークの認証試験(コンフォーマンステスト)について、評価試験条件の提案、受託試験と評価、報告書提出までをワンストップサービスでご紹介します。