ニュース

各種ニュース・プレスリリースと各種イベント・セミナーをご覧いただけます。

2017年10月15日

Embedded Technology 2017 / 組込み総合技術展 IoT ・Technology 2017 / IoT総合技術展

ADaCは、世界最大級の組込みシステム技術専門展
「 Embedded Technology 2017 / 組込み総合技術展 」、および併催展となる「 IoT Technology 2017 / IoT総合技術展 」に出展しました。

本展では、様々な機能安全規格の取得によって保証された安全性と信頼性を持つ、リアルタイムOS「INTEGRITY」や統合開発環境「MULTI」の他、最新のセキュリティソリューションに注目が集まりました。また、プレゼンテーションでは、開発現場で起きている課題を挙げ、様々な視点から課題解決に繋がる「開発支援」についてご提案をし、多くのご来場者様にお立寄りいただきました。

皆様のご来場、誠にありがとうございました。

開催概要

【 会 期 】

2017年11月15日(水)~17日(金)

【 小間番号 】

C-45

【 事前登録 】

終了しました

【 会 場 】

【 参加費 】

無料(事前登録制、当日入場の場合、入場料1,000円)

展示概要

本展では、IoTの中でも特に高い安全性が求められる自動車と産業機器の分野に向け、「組込み開発支援」という視点から、高い堅牢性と信頼性が保証されたリアルタイムOSや統合開発環境、あらゆるスマートデバイスをサイバー攻撃から保護する最新のセキュリティサービスなど、「安全性」「信頼性」の高いソリューションをご提案します。
 

リアルタイムOSの仮想化技術を使った次世代車載システム

リアルタイムOS「 INTEGRITY」は、米国家安全保障局から世界最高レベルのセキュリティ性、コモンクライテリアEAL6+を取得しています。また、INTEGRITY自身がハイパーバイザとなる仮想化機能を搭載しているので、安全かつセキュアな完全仮想化が可能です。この仮想化機能により、INTEGRITYのネイティブアプリケーションではメータクラスタ、ゲストOSではIVI系のアプリケーションがそれぞれ動作し、タッチパネルの操作で画像の素早い移動や高速プロセス間通信をデモでご覧いただけます。

複雑化するソフトウェア開発に最適な統合開発環境

統合開発環境「 MULTI」は、様々な機能安全規格を取得し、圧倒的なパフォーマンスを実現するコンパイラ、強力な解析機能を持つデバッガ、統一されたGUIなどでソフトウェア開発の各作業フェーズを効率よくサポートします。今回のデモでは、最新バージョンのGUIによるユニークなヒストリ機能やシミュレータをご覧いただけます。

 

プレゼンテーション

今回のプレゼンでは、「プログラム開発」「システムプラットフォーム開発」「セキュリティ対策」「設計効率向上」の各視点から、様々な組込みソフトウェア開発の課題に対し、最新のソリューションによる課題解決方法について講演を行います。

『開発期間の短縮、信頼性を向上できる、効率的なプログラム開発』

組込みシステムは、ハードウェアの高性能化もあり、年々複雑化しており、より高い信頼性が求められています。 しかし、その一方で、開発期間やコストは削減され、開発現場では様々な課題を抱えています。
本セッションでは、ISO 26262、およびIEC 61508の機能安全の認証取得した統合開発環境MULTIで、これらの課題に対応した効率的なプログラム開発を紹介します。

『今からでも間に合う、安全なソフトウェアプラットフォーム開発』

ワンチップマイコンから大容量のメモリと様々な周辺デバイスを搭載したSoCへと時代は移ってきています。扱う情報量の増加に伴って複雑化するソフトウェアに加え、現場は、従来よりもさらに短期間での開発を強いられています。
本セッションでは、このようなニーズに合うシステムプラットフォームと併せ、安全性・信頼性に優れたソフトウェア統合を支援する開発環境について紹介します。

『そのシステム安全ですか? ~あなたのシステムを守るセキュリティデザイン~』

車載ECUや産業分野における制御機器は、従来の単独動作からネットワークで接続されて複合したシステムとして動作します。この状況で従来には考慮する必要が無かったシステム全体を考えたセキュリティデザインが必須になっています。
本セッションでは、組込みセキュリティに対する問題点と、その解決策を紹介します。

『システムの動作タイミング、確実に検証していますか? ~システムのタイミング検証の確からしさとは~』

近年、ソフトウェアで実現されるシステムのタイミング設計は、より複雑さを増しています。
本セッションでは、タイミングに関する問題点の認識と、タイミング設計、検証に対するアプローチを紹介していきます。

『その複雑な処理は制御周期に間に合いますか? ~ハードウェアを意識せずアクセラレータを作るには~』

最近の制御システムでは、特定の制御周期の間に実現しなければならない処理が多くなっており、機能の実現はより困難になっています。
本セッションでは、ハードウェアアクセラレータを併用し、実行時間の短縮を図るために、ソフトウェア開発者がハードウェアを意識することなく実現する手段を説明します。

年別アーカイブ