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2015年05月11日

INTEGRITY Security Services、次世代のIoT向けに 業界初のエンド・ツー・エンドのセキュリティソリューションを発表

~ FIPS 140-2準拠の暗号化ツールキットとキーマネジメント型セキュリティインフラにより、製品のライフサイクルが続く限りデバイスを保証 ~

 

米カルフォルニア州サンフランシスコ 2015年4月20日発表 – Green Hills Software(以下、GHS)の事業部であるINTEGRITY Security Services(以下、ISS)は、セキュアな組込み開発に求められるデバイスのみならず、キーマネジメント型インフラにも着目した、新たなエンド・ツー・エンドのIoTセキュリティソリューションの提供を発表しました。

ISSのEmbedded Cryptographic Toolkit(ECT)は、デバイスのソフトウェア、データ、通信を保護するために、FIPS 140-2準拠のSuite B暗号化アルゴリズムライブラリが完備された、規格ベースのプラットフォーム非依存型セキュリティプロトコルの完全なセットです。Device Lifecycle Management(DLM)システムは、暗号デバイスの製造、および管理を保証する企業向けのキーマネジメント型インフラです。

DLMは、複数の製品ラインから分散型生産環境まで、キーとオペレーションの管理が高く保証された業界認定の規格を採用しています。エンジニアリング、製造、IT部門は、DLMによって、あらゆるセキュリティ型製品に対し、ソフトウェア署名、認定書、固有のデバイスキーがセキュアに生成することができます。

 

Bedrock Automation社 presidentであるBob Honor(ボブ・オーナー)氏のコメント:
「ISSとのパートナーシップによって、我々のキーマネジメントのニーズは満たされています。ISSのセキュリティソリューションによって、世界で最もセキュアな産業用コントローラの構築に注力することができ、キーマネジメントへのニーズをISSに委ねることが可能となります。」

 

GHSのリアルタイムOS INTEGRITY®と結合されたISSのECTによって、暗号化、認証、信頼性の水準はさらに引上げられ、クリティカルなオンボードリソースは、ソフトウェア障害やサイバー攻撃から保護されます。

ISSの包括的なソリューションには、エンド・ツー・エンドのセキュリティを提供するために、暗号化ツールキットと可用性に富んだ企業向けPKIシステムが含まれています。ISSのエンド・ツー・エンドセキュリティソリューションによって、様々なIoTデバイスで、以下のことが実現できます。

  • ネットワークを信頼しなくても安全に通信する
  • ソフトウェアが改ざんされていないことを保証する
  • クリティカルなデータを暗号化する
  • 高い信頼性に基づくオペレーションを行う
  • ソフトウェアをリモートで更新する

自動車、航空宇宙・防衛、産業用コントロール、医療、モビリティ、家電、ネットワーキング市場で利用される新たな組込みデバイスの急成長に伴い、固有IPアドレスが必要となったため、なりすましや攻撃の標的が新たに生まれています。こうした接続の急増を受け、非常に小さな組込みコンポーネントから大規模なデータセンターまで、ライフサイクルが存続する限りその保証に重点的に取組まなければなりません。ISSのソリューションによって、組込みデバイスの生産は、ようやく単独のサプライヤだけを頼りにして、組込みセキュリティソフトウェアの完全なスイートと、自社の組込みソフトウェア向けエンド・ツー・エンドシステムの提供に至れます。

 

INTEGRITY Security Services, vice president and general managerであるDavid Sequino(デイビッド・セキーノ)のコメント:
「私たちの顧客は、高い信頼性を誇るセキュリティソリューションを、最優先事項のひとつとして求めています。ISSのソリューションと、GHSのセキュアなINTEGRITY-178 EAL 6+の認証を受けたOSテクノロジによって、私たちはあらゆる組込みデバイスのあらゆるレイヤが保証できます。」

 

 
■ Green Hills Software, Inc.(GHS)について

Green Hills Software社は1982年に設立され、独立系として最大の組込みソフトウェア・ソリューション・プロバイダです。2008年、GHSのINTEGRITY-178B リアルタイムOSは史上初めて、また唯一 NIAP(米国国家情報保証パートナーシップ:NSAとNISTの共同事業)により ”EAL6+, High Robustness“ として認証されました。これは、これまでソフトウェア製品が達成した最高レベルのセキュリティです。GHSのオープン・アーキテクチャの統合開発ソリューションは、機器に緊密に組込まれ、セキュリティが絶対的に重要で高い信頼性をもち、工業界の認証を受けたソリューションを求める軍事・航空、医療、工業、自動車、ネットワーク、および家電分野のアプリケーションを対象としています。本社は米国カリフォルニア州サンタバーバラで、欧州本社を英国に構えており、日本を含むアジア地域では、GHSの技術パートナーである株式会社アドバンスド・データ・コントロールズがサービスを提供しています。GHSに関する詳しい情報は、Webサイト http://www.ghs.com/ をご覧ください。

■ 株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)について

アドバンスド・データ・コントロールズは、1982年に設立され、「最適なソフトウェア開発環境」 を常に追求し、時代を先取りしたベスト・ソリューションをトータルに提供するリーディングカンパニーです。ワールドワイドなアライアンス体制を強みに、Green Hills Software社の技術パートナーとして、ローエンドからハイエンド製品まで対応した組込みシステム開発ソリューションを日本の顧客ニーズに対応した形式で提供しています。また、CAN/FlexRayの設計・解析ツールやコンフォーマンス認証などの車載ネットワークソリューションにも力を入れています。ADaCに関する詳しい情報は、Webサイトhttp://www.adac.co.jp/ をご覧ください。

【本件に関するお問合せ】

株式会社アドバンスド・データ・コントロールズ  営業本部 企画部TEL:03-3251-3170 / FAX:03-3251-3167
E-mail:planning@adac.co.jp

*Green Hills Software、およびINTEGRITYは、米国、およびその他の国におけるGreen Hills Software,Inc. の商標または登録商標です。その他の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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